つけるだけの家計簿から脱却!目的別、家計簿のつけ方3選

家計簿

こんにちは!

みなさんは家計簿をつけていますか?

家計簿を付けたくても、中々続かないという人も多いのではないでしょうか。

続かない人の中には、数日間、付けるのを忘れたから、もう辞めてしまうという人も多いと思います。

それは、とてももったいないです。

実は、家計簿は完璧にお金のやり取りを記録しなくても大丈夫なんです。もっと言えば、正確に記載しすぎない方がいいと私個人は思っています。

家計簿は日々の支出や収入、資金移動などを全て記入するものだと思われがちですが、

結局は家計簿を通して、何を知りたいかが重要なので、知りたいことによっては、家計簿の付け方も変わってくるのは当然です。

この記事では、様々な家計簿の付け方を紹介しながら、その家計簿のメリット、デメリットなどを合わせて解説していきます。

全記入型の家計簿

全記入型の家計簿とは、支出や収入はもちろん、A口座からB口座にお金を移したこと、クレジットカードの引き落としまで、正確に記入する家計簿のことです。

私も昔は、家計簿というのはこういうものだと思って、何も考えずに、全ての取引を記入していました。

 

メリット

この家計簿のメリットは2つです。

・種類別資産残高

・キャッシュフロー

種類別資産残高の把握

全記入型の家計簿では、全ての取引を正確に記入するので、当たり前ですが、それぞれの口座の残高や、現金などは実際の金額と一致しているはずです。

そのため、家計簿を見るだけで、どこの口座にいくら入っているのかが一目でわかります。

ただ、現在はネット銀行でなくても、アプリを使って口座残高や入出金明細を見られるサービスを行っているところも多くなっていますので、メリットとしては薄れています。

キャッシュフロー

キャッシュフローとは簡単に言えば、お金の流れです。

いくら現金が入ってきて、いくら出て行ったのかを把握できるということです。

キャッシュフローを把握するには、クレジットカードが肝になります。

全記入型の家計簿では、クレジットカードを使った買い物が家計簿に反映されるのは、口座から引き落とされる支払日ですから、現実に即しています。

私の場合は、毎月の収支を正確に把握するために、クレジットカードで買い物をしたその日に家計簿に反映されるようにしています。

そのため、来月払うはずのお金がその月の収支に加算されるため、今いくらお金があるのかは正確にはわかりません。

全記入型の家計簿であれば、その時その時で、今、手元のお金がいくらあって、来月いくら引き落とされるのかがすぐにわかります。

 

 

デメリット

全記入型の家計簿には致命的なデメリットがあります。

・月ごとの収支を比較するのが難しい
 
収支の比較

収支の比較をする上で厄介なのが、資産移動クレジットカードの仕訳です。

・資産移動の仕訳

例えば

毎月の収入が20万円、支出が10万円とします。
A口座からB口座に50万円移すという取引を記入します。
すると、その月の収支は
収入:20万円+50万円=70万円
支出:10万円+50万円=60万円
となります。
これは、A口座からお金を出したのが支出B口座にお金を入れたのが収入
としてカウントされるために起こります。
(もちろん、家計簿によっては資産移動の取引を収支から除外する機能が付いているものもあります。)

お金を移動しただけの取引もその月の収支に反映されてしまいます。

そうなると、毎月の収支が実際とは、かけ離れたものになり月ごとに比較することもできませんし、一々、資産移動の取引を引いてから計算するのも手間です。

 

・クレジットカードの仕訳

クレジットカードの取引を記入するのも、同様に厄介なことがあります。

私は、クレジットカードを何種類か使い分けていたので、かなり厄介でした。

例えば

・20日はイオンで割引があるからイオンカードで買い物
・10日、25日は他のスーパーに行って楽天カードで買い物
していたとします。
イオンカードの締め日、支払日は「毎月10日締めの翌月2日払い」です。
楽天カードの締め日、支払日は「毎月末締めの翌月27日払い」です。

表にするとこんな感じです↓

  4/10 4/20 4/25 5/27 6/2
イオンカード   買い物         引き落とし
楽天カード 買い物   買い物   引き落とし    

こうなると、食費というカテゴリーを作っていたとしても、月ごとの支出を比較することはできません。

 

こういった人に便利!

この家計簿が適した人や便利な時は

・大きな買い物をするとき

・預金残高が少ない人

・投資や事業をしている人

・大きな買い物をするとき

車など何百万円の大きな買い物をするときは、

今、使えるお金はこれくらい
      ↓
ここから車を買ったらこれぐらい減る
      ↓
来月のクレジットカードの引き落とし額がいくら
      ↓
手持ちはこれくらい残る
      ↓
この額なら病気やケガなどの突発的な事態があっても対応できる

というようなシミュレーションが必要になります。

全記入型の家計簿のようにいつでも現在の資産がわかる状態にしておくと、こういったシミュレーションが立てやすくなります。

ただ、大きな買い物をしても、生活防衛資金(もしもの時のお金)が十分残るのであれば気にする必要はありません。

・預金残高が少ない人

預金残高が少ないというのは、入ってきたお金と同じくらいの金額が支出として出て行ってしまう状態だと思います。

そのような場合、クレジットカードの支払い分を今月の収支に入れてしまうと、すぐに、預金額を越えてしまって、今月いくら使えるのかが正確にわかりません。

預金残高が少ない場合は、今月いくらお金が使えて、来月いくら口座から引き落とされるのかを把握しておかないと、家計のやりくりが出来ません。

・投資や事業をしている人

この家計簿は、大きな買い物をしても生活防衛資金が残るような、資産が潤沢にある人にはあまり適していません。

ただ、資産が潤沢にあっても、投資や事業をしていてお金を回転させている人にとっては便利です。

生活防衛資金を残して、ここまでは事業や投資にお金が回せるというのを把握する必要があるからです。

 

 

月1回の家計簿

文字通り、月1回だけ記録する家計簿です。

この家計簿では、日常の取引は全て無視します。

毎月1回、決まった日に現金、預金、ポイント、有価証券、クレジットカード未払金など全部、書き出します。

今あるお金を記録するだけなので、誰もが頭を悩ます資金移動やクレジットカードの仕訳なども気にする必要はありません。

 

メリット

この家計簿のメリットは

・総資産額の比較

・家計のバランス

・総資産額の把握

決まった日に現金、預金、ポイント、有価証券、クレジットカード未払金など全てを書き出すので、月ごとの総資産額がわかります。

決まった日にというのがミソで、毎月、家計簿を付ける日を変えてしまうと、クレジットカードの引き落とし日をまたぐか、またがないかで資産残高が大きく変わってしまいます。

毎月、同じ日に計算することで月ごとの比較が可能になります。

月ごとの総資産額の増減が鮮明になることで、貯蓄へのモチベーションにつながります。

・家計のバランス
家計のバランスとは、流動資産や固定資産の割合ということです。
 
 
ちなみに、私が付けている月1回の家計簿が上です。
 
私の場合は資産を流動資産・限定資産・固定資産という風に分けています。

流動資産
現金、預金など使おうと思ったら、すぐに使える現金のこと

限定資産
使えるお店などが限定されている、ポイントや商品券のこと

固定資産
すぐに現金化できない個別株や投資信託のこと

本当の意味とは少し違うのかもしれませんが、私は資産をこの3つに分類しています。

あとは、その月のクレジットカードの引き落とし額を負債として、書き出しておきます。

このように分類することで、株式を買うときに流動資産と固定資産を比較して、総資産額に占める投資の割合を調整することができます。

また、全記入型の家計簿ほど正確にはわかりませんが、大きな買い物をするときに、流動資産、つまり現金がどれくらい残るのかと、今月のクレジットカードの引き落とし額を大まかに把握することができるので、シミュレーションを立てるのに参考になります。

 

 

デメリット

・科目毎の比較ができない。
 
科目毎の比較

月1回、現金、預金、ポイント、有価証券、クレジットカード未払金などを書き出すだけなので、当然、食費や日用品などの科目毎の比較ができません。

家計簿には「支出のムダをなくす」という目的があります。

そのためには、科目毎に分類して、比較することが大切です。

月1回の家計簿では、そういった比較が難しくなります。

 

 

こういった人に便利!

この家計簿が適した人や便利な時は

・家計簿を付け始めた人

・収入に比べて支出が少ない人

家計簿を付け始めた人

最近、家計簿を付け始めたという人や、家計簿が中々続かないという人には便利です。
 
月1回の家計簿はその手軽さが売りです。
 
家計簿が続かない人の典型的なパターンは、
数日、付けるのを忘れる→何に使ったか思いだせない→もうやーめた!
 
だと思います。
 
この家計簿なら、月1回だけ、5分~10分の時間がとれればいいので、負担はずっと減ります。
 
まずは、月1回の家計簿を続けて、貯蓄へのモチベーションを高めてから、別の家計簿に移行するといのもアリだと思います。
収入に比べて支出が少ない人

収入に比べて支出が恒常的に少ない人は、月1回の家計簿で十分だと思います。

結局は貯金ができればいいので、毎月、収入より支出が少ないという状況を作れるのであれば、わざわざ科目ごとに分けて、家計簿を付ける必要はありません。

ただ、家計簿を付けるのが苦じゃなくて、支出を極限まで減らしたいという人には向いていません。

毎月、貯金できているか確認できれば十分という方には、月ごとの総資産額の増減がわかる月1回の家計簿がおすすめです。

 

 

即時反映型の家計簿

即時反映型の家計簿とは、お金を使った日に取引を記録する家計簿のことです。

・クレジットカードでの支払いは現金で払ったときと同様に、その日に記録。
・A口座からB口座に移したなどの資産移動の取引は記録しない。
・航空券の予約など未来の支出は、実際に搭乗する日に取引を記録する。

この家計簿では、クレジットカードの存在を無視して、全ての取引を、その取引が発生した日に記録します。

メリット

この家計簿のメリットは

・月ごとの比較
月ごとの比較

家計簿をする上で、これが最も大切なメリットだと私個人は思っています。

支出のムダを減らすためには、毎月の支出を科目ごとに分けて、比較しなければいけません。

即時反映型の家計簿なら、お金を使った日に記録するというシンプルな家計簿なので、毎月の支出を正確に比較することができます。

私は元々、全記入型の家計簿で付けていたので、月ごとの比較をしたくても、クレジットカードのせいで先月や先々月の分が今月の支出に入っていて、ごちゃごちゃになっていました。

今思うと、何の分析もできないのによく継続して付けていたなと思います。

 

デメリット

・資産額が把握できない。
資産額の把握

この家計簿は、基本的に全記入型の家計簿とメリット・デメリットが反対になっています。

月の支出に来月以降に引き落とされるはずのクレジットカード支払い分が入ってくるので、今、手元にどれくらいのお金が残っているのかを把握するのは困難です。

使っている口座が少なくて、クレジットカードも1枚しか使っていない場合であれば、簡単にわかりますが、私のように、口座やクレジットカードが4~5個くらいある人からすると、確認するのはものすごく手間になります。

 

こういった人に便利!

・支出のムダを減らしたい人

・預金残高が十分にある人

支出のムダを減らしたい人

正確に毎月の支出が比較できるので、支出のムダをあぶりだせます。

毎月の支出を平均して、支出が多くなっている科目があれば、そこを意識して節約すればいいからです。

また、科目ごとの平均がわかることで、他の家計のデータとの比較もでき、ムダを見つけやすくなります。

 

預金残高が十分にある人

この家計簿のデメリットは、現在の資産額を正確に把握できないということでした。
 
上述したように、資産額が把握できなくて困るのは、預金残高が少ない人や、大きな買い物のとき生活防衛資金(もしものお金)も減ってしまうという人です。
 
預金残高が十分ある人は、キャッシュフローを気にする必要はありません。
つまり全記入型の家計簿をする必要はあまりありません。
 
そのため、ムダな支出を減らせる即時反映型の家計簿の方が適していると言えます。
 
 
 

まとめ

以上、3つの家計簿を紹介してきましたが、

家計簿を付ける目的は大きく分けて2つあります。

・支出を減らす

・収入を増やす

 
・支出を減らす
支出を減らすというのは、月の無駄遣いを見直して貯蓄にまわすということです。

即時反映型の家計簿はその典型で、月ごとの支出を管理するのに、とても適した家計簿です。
・収入を増やす
収入を増やすというのはお金を効率良く回転させるということです。
 
全記入型の家計簿や、月1回の家計簿などはどちらかと言えば、こっちに当てはまります。
現在の資産額を把握することで、もしもの時に使う生活防衛資金を残した上で、投資や事業にまわせるお金がどれくらいあるのかを確認できます。
 
ちなみに私は、即時反映型の家計簿と月1回の家計簿の2つを使っています。
 
毎月の支出も減らしたいし、副業や投資をしている私には、この組み合わせが適していると考えています。
 
 
今回、紹介した家計簿の付け方はあくまで一例で、家計簿によっては様々な機能が付いているものもあると思います。
なので全ての家計簿が、この3つに類型化できるわけではありません。
 
ただ、家計簿の付け方によって、わかることもあるし、逆にわからなくなることもあります。
 
そのことを頭に入れた上で、今付けている家計簿が自分の現在の状況に合っているのかどうか考えてみることは大切だと思います。
 
以上になります。
 
ではでは。
 
 
 

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