「たまりにたまっていた書類をなんとかしたい」、「本を電子化したい」と思い、ずーっと目をつけていたスキャンスナップSV600を買うことができました。
そこで、今回は、スキャンスナップSV600を約一か月間、使ってみての感想を書いていきたいと思います。
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スキャンの手軽さ
普段の生活で、いちいちファイルしておく程ではないけど、捨てたら捨てたで、後で面倒くさい書類ってありませんか?
私にとってはそれが、毎月の電気やガスの明細表です。いざ、契約内容を変更しようとしたときに、先月の明細表がないと変更できなかったり、不便な点がありました。
私はそういった書類を、全てファイルに保管して、ファイルをパンパンに膨れあがらせていました。
SV600 を使い始めたことで、そういった書類を手軽にスキャンできるようになりました。
もちろん、一般的なプリンターにもスキャン機能は付いていますが、プリンターのカバーをあけて、書類を挟んで、閉じて、スキャンするという工程は、読み取る枚数が増えれば増えるほど、ものすごく面倒に感じてきます。
その点、SV600は、電源を入れて、パソコンにつなげば、あとは、書類を置いていくだけで、スキャンしてくれます。
(2020年5月追記)
私はSV600を買ったあとにiX100を買ったのですが、iX100の方が断然、スキャンは手軽に行えます。
iX100のレビュー記事もありますので、興味があれば見てみてください。
(2020年5月追記ここまで)
さらには、読み取った書類を最初に設定したファイルに自動で仕分けしてくれます。(私の場合は、読み取ったものは全てドロップボックスに入るように設定してあります。)
A3サイズの原稿まで読み取れて、なおかつ、手軽にスキャンできるというのは、さすがスキャンに特化した製品だけはあるなと思いました。
置き場所
ネットの情報を見ていると、SV600のデメリットとして、言われているのが、設置スペースの大きさだと思います。
それは、SV600がA3サイズの原稿まで読み取れるため、付属しているマットを広げたときに、かなりのスペースを占めてしまいます。これを解決するために、一回スキャンするたびに収納していると、SV600の利点である手軽さがなくなってしまいます。
私は、一般的なパソコンデスクを使っているのですが、普段からスキャナーとマットは敷きっぱなしです。
そして、マットの上にパソコンを置いて作業をして、スキャンするときは、パソコンを、下のスライドする机に置いてスキャンしています。
こんな感じ↑
スキャンをするときは、SV600とパソコンを有線で繋がなければいけないので、パソコンを置いておくスペースが必要になります。
簡易的な机でもあればベストですが、それがなければ、最悪、パソコンは膝の上に置いていてもスキャンは可能だと思います。
つまり、常時、SV600専用のスペースを確保している必要はなく、スキャンするときだけ、パソコンを置いておける場所があればいいということです。
本の歪み補正の精度
私がSV600を買った一番の目的は、書籍の電子化です。
SV600には、本を開いたときの歪みを補正する「ブック補正機能」が付いています。
SV600の購入を検討している方は、この精度が、どれほどのものなのか気になる所だと思います。
私は一か月間、使ってみて、この機能は十分、実用的なものだと思いました。
元々、私は、書籍を電子化して、どこでも見られるようにできればよいと思っていたので、補正が思ったようにできなくても、読むのに支障がなければ、大丈夫という感じでした。
逆に、本を完全に平面の画像にして保存したいという方には不向きかなと思います。
例えば、
上のような見開き本の画像が、
このような形になります。全体が明るくなり、本の歪みもある程度はなくなっています。
(ちなみに、映り込んでいる指は、「ポイントレタッチ機能」というものがあって、選択して消すこともできます。)
拡大してみても、これだけの解像度です。読むのにはまったく困りません。
私の場合は、面倒くさいので映り込んでいる指も消去しないでそのままにしています。
私は、最初から、ある程度、読めればいいという考えだったので、SV600の補正機能は十分すぎるものでしたが、本を完全な平面に補正して保存できると思っていると、期待はずれに感じてしまうのかなと思います。
まとめ
以上、色々、言ってきましたが、
結論は買ってよかったと思っています。
A4の書類だけを電子化するなら、スキャン機能が付いたプリンターでもありかなと思いますが、私の場合は、書類だけではなく、本やA3の書類なども電子化したかったため、SV600を買いました。
これがあれば、書類が片付くのはもちろんですが、けっこうかさばるアルバムなんかも、アルバムごとスキャンして、持っておくことができます。
SV600は一家に一台あってもいいんじゃないかというくらい便利なものでした。
ではでは!
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